塩の種類│ミネラル含有、健康的な塩の選び方

健康生活

塩選び最大のポイント

健康的な塩を選ぶ最大のポイントは、「天日」「平釜」の塩を選ぶことです。
「天日」「平釜」の塩は、「天然塩」「自然塩」と言われています。
もうひとつのポイントは、イオン交換膜製塩法を使った、精製塩を避けることです。イオン膜法の場合、ミネラル成分が極端に少ない場合があります。

おすすめの塩

おすすめ1:天日+(粉砕)

下記のような記載がある塩がおすすめです。
<原材料名>海水(産地名)
<工程>天日

天日は、シンプルな工程です。
天日とは、引き揚げた海水に風と日光を当てて、水分が蒸発したら、塩を取り出すことです。
天日は、ミネラル分が豊富です。

以下のような商品がおすすめです。
商品名:カンホアの塩

公式ページでは、塩の詳しい情報が書かれています。
天日塩に対する、「熱い気持ち」が伝わってきます。
カンホアの塩 公式ページ

おすすめ2:天日+平釜

<原材料名>海水(産地名)
<工程>天日、平釜

「天日、平釜」は、天日のみの工程に比べて、平釜の工程がひとつ増えます。
平釜は、日本で伝統的に行われてきた工程です。

平釜は、天日のみの工程に比べて、工程時間の短縮ができます。
雨が多い日本では、長期間の天日干しは向いていません。
平釜で熱することで、短期間で塩を作ることができます。

絶対的な基準ではありませんが、ミネラル含有量は、天日のみの工程の方が、多い傾向にあります。

以下のような商品がおすすめです。
商品名:海の精

おすすめ3:天日+平釜+逆浸透膜

<原材料名>海水(産地名)
<工程>天日、平釜、逆浸透膜
逆浸透膜とは、ろ過装置で、塩分を集める方法です。
このろ過装置を使うことで、コスト削減につながります。

なぜコスト削減になるのか、家庭のガスコンロで考えれば理解しやすいです。
長時間ガスコンロで海水を煮詰めると、ガス代がたくさんかかります。
しかし、あらかじめ塩分を集めておくと、短時間で煮詰めるができます。
短時間で煮詰めた場合、ガス代は少ないですし、次々と作り続けることができます。

逆浸透膜の場合、メーカーの情報発信が重要になります。
逆浸透膜には、いくつか方法があります。
薬剤を使ったり、ろ過フィルターにミネラルが吸い取られたりすると、ミネラルバランスが偏った塩になる可能性があります。

以下のような商品がおすすめです。
商品名:ぬちまーす

良い塩を見つけるコツ

裏面の成分表示を見る

塩のパッケージ表面は、重要ではありません。
重要なのは、裏面です。
裏面に書かれている以下の3点を確認しましょう。
・成分表示
・原材料名
・工程

ナトリウム含有量を見る

ナトリウム(塩辛さ)の含有量を確認しましょう。
9割以上がナトリウムの場合、精製塩である可能性が高いです。
9割以上がナトリウムだと、ミネラルバランスが良いとは言えません。

「すごい塩」白澤卓二著では、精製塩が高血圧の要因になりえると書かれています。

精製塩が絶対に悪いわけではありません。
精製塩は塩辛さが際立っています。
塩辛さが必要な料理には精製塩を使用したり、自分の体調や好みに合わせて適度に使用することが必要です。

「工程」の見方

必ずではありませんが、製造工程に、以下のような記載があれば、人工的な製造方法と考えられます。

・イオン膜(電気の力で塩を作る)
・立釜(密閉した窯で塩を作る)
・乾燥(短時間で乾燥させる)

逆浸透膜はメーカーで異なる

逆浸透膜は、スーパーでよく見かける塩です。
逆浸透膜は、メーカーにより内容が異なります。
メーカーによっては、薬剤使用や、ろ過フィルターにミネラルが吸着する可能性があります。
メーカーの情報発信を確認しましょう。

原材料名の添加物を確認する

原材料名に、マグネシウム(にがり)やカルシウムと書かれている場合があります。
それらの添加物が入っている場合、再製加工塩であると判断できます。
再製加工塩が悪いわけではありません。
ただ、自然な工程手順からは、少し離れてしまいます。

製造方法による分類

精製塩

電気の力を使って、塩分を集める方法です。
特徴は、辛さが際立っていることです。
ナトリウム(塩味)含有量が多くなっています。

天然塩・自然塩

「天然塩」「自然塩」に、明確な定義はありません。
主に、精製塩ではない塩を言います。
昔ながらの製法が用いられます。
用いられる製造方法は、自然乾燥や、煮詰めると言った内容です。
特徴は、辛さの中にも、ほんのりとした甘みがあることです。

再製加工塩

塩に、「にがり」を加えたものです。
使われる塩は、主に輸入された天日塩です。
にがりを加えることで、ミネラルの調整をすることができます。

にがりを加える方法は、2種類あります。
1つ目は人工的に添加する方法と、もう2つ目は海水に溶かして(溶解)添加する方法です。

2つ目の海水に溶かす方法は、自然な工程に近いと言えそうです。
塩の表示ルールが定められる前は、自然塩と銘打って販売されていました。

わざわざ輸入した塩を使う理由は、安価であることが考えられます。
他に考えられる理由は、精製塩への対抗商品としての位置づけが考えられます。

筆者が感じることは、「自然な工程」に対する、メーカーのこだわりです。
溶解するときに、大量の天日塩が必要になります。
大量の天日塩は主に、オーストラリア、メキシコから輸入されています。
輸入天日塩の代わりに、逆浸透膜や、イオン交換膜の方法で、国内調達すれば、わざわざ輸入する必要はありません。
しかし、逆浸透膜や、イオン膜を取り入れると、「自然な工程」からは離れたものとなってしまいます。
「安価」や、「こだわり」と言ったいろいろな要素があり、この製法が続けられていると感じています。

生活クラブで毎週販売されている「真塩」は、再製加工塩の「溶解」の工程が用いられています。

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